地方銀行のカードローン審査基準は甘い?地銀に申し込む前に知っておきたいこと

2019年02月12日 審査

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地方銀行のカードローンは地域の為の銀行という位置づけのため、当該銀行の営業テリトリー内に居住や勤務している人でないと利用することができない場合が多いですが、全国対応でどこに住んでいても利用できる地方銀行カードローンも存在します。

地方銀行カードローンもメガバンクのカードローンも大まかな審査基準は変わらないのですが、一部、地方銀行のカードローンにはメガバンクとは異なる審査基準もあり、顔が見える取引を行っている地方銀行のカードローンのほうが、銀行が融通を利かせて審査に通してくれるということもあるようです。

この記事では、地方銀行とメガバンクのカードローン審査の違いや、審査に通りやすい地方銀行カードローンの選び方などを解説していきます。

この記事を読めばわかること
  • 地方銀行とメガバンクのカードローン審査の違い
  • 審査に通りやすい地方銀行カードローンの選び方

地方銀行カードローンの審査基準は基本的にメガバンクと変わらない

仮審査は信用情報と属性情報によるスコアリング審査

いくら地方銀行のカードローン審査では融通を利かせてくれるといっても、大きな基準はメガバンクのカードローンと変わりません。

地方銀行のカードローン審査のメインとなるのは信用情報への照会で、信用情報に事故情報が記録されているブラックの人は審査に通過できませんし、年収の半分を超える借入があるような場合には地方銀行と言えども審査に通過するのは困難です。

本審査で在籍確認も行われる

顧客と顔が見える取引をしている地方銀行であっても、電話や書類によって在籍確認を行っています。

顔見知りだからといってカードローンの審査時で重要な職場への在籍確認が行わないということはありません。

地方銀行独自の在籍確認方法として、給与振込先は勤務先名義で給与やボーナスの振込があるため、その振込によって在籍確認を行うということが稀にあります。

地方銀行カードローンの審査に通りやすい人

地方銀行での住宅ローン利用者

地方銀行では住宅ローンの利用者はメイン先として非常に大切に扱っているため、住宅ローン取引先からカードローンの申込があった場合には「住宅ローン先である」というだけで、審査には確実に有利になります。

地方銀行は融資を行う先が少なく、カネ余りになっている現代において、多額のお金を借りてくれている住宅ローン取引先は重要な顧客ですし、他行に住宅ローンを借り換えられてしまったら大変です。

また、住宅ローン取引先は、今後、退職金の入金や自動車ローンや子供の教育ローンや老後の年金取引まで、幅広い取引が望める先でもあるのです。

しかし、住宅ローンの返済に延滞がある場合にはこの限りではありません。

地方銀行の給与振込者

地方銀行の銀行口座を会社の給料の振込口座へ指定している場合にもカードローン審査には有利になります。

給料を受け取っている口座から公共料金の引き落としなどを行っている人が大多数で、このような生活にメインに使用している銀行口座をメイン口座と言いますが、地方銀行をメイン口座にしている人も審査の際には優遇されます。

また、住宅ローン先と同じように、今後の様々な取引拡大が望める先であるため、他行で借りられる前に自行で借りてほしいという心理が銀行には働くため、カードローン審査には有利になります。

また、カードローンの返済を給与振込口座からの口座引き落としとしてしまえば、返済される確率はATM返済よりもかなり高くなることも、給与振込先がカードローン審査で有利になる理由です。

大口取引先の関係者

親や祖父母などが地方銀行の大口預金先であるような人もカードローン審査には有利になります。

自行に多くの預金をもっている人の関係者を無碍に扱うことはできないという心理が地方銀行には働きます。

また、もしも返済できなくなっても、大口預金先の親や祖父母が返済を助けてくれるから大丈夫という審査上の判断が働くことも、大口取引先の関係者は地方銀行カードローンの審査に有利になる理由として挙げることができます。

メイン事業先の従業員

自行と融資取引をメインに扱っている企業の従業員も地方銀行のカードローン審査には有利になります。

地方銀行の銀行員はメイン先には足しげく通い、社長と顔を合わせ、会社が困った時に相談に乗ってくれるように社長と信頼関係を築くことが仕事の1つです。

融資のノルマに追われている銀行員は、たいてい仲良くなった社長さんに頭を下げてお金を借りてもらっています。

取引先企業の規模によっては、地方銀行の支店長が足しげく訪問している企業も存在します。

そのような、銀行にとって大切な取引先の企業の従業員がカードローンを借りたいと言ってきた場合には、銀行としてもどうしても審査に通過させなければ、大切な取引先の社長の顔をつぶしてしまうことになります。

場合によっては社長自ら銀行員の前に従業員を連れてきて「こいつにお金を貸してやってくれ」と頼むこともありますので、そのような場合には尚更です。

このような場合には銀行側も「絶対に審査に通過させなければ」という忖度が働き、審査に有利となることがあります。

カードローンを地方銀行から借りたい場合には、会社に足を運ぶ銀行員に直接申込を行うという方法がよいでしょう。

保証会社へ銀行員が直接保証を依頼することもしばしば

銀行カードローンには保証会社の保証が絶対についていますので、保証会社の保証を得られない限りはカードローンを貸すことはできません。

前述のように住宅ローン先・給与振込先・大口取引先・メイン先の従業員など、地方銀行にとって融資を断れない人からカードローンの申込があった場合には、銀行員は保証会社にどうしても保証をしてほしいと頼むこともあります。

「メイン取引先の従業員で、社長から頼まれてしまったので、何とか保証をお願いします」というような具合です。

このような依頼を行うと、保証会社が行う仮審査ではだいぶ有利になります。特に支店長など偉い人が交渉を行うと、保証会社にも地方銀行との人間関係がありますので、より有利になります。

ただし、信用情報がブラックという人はこの場合でも審査通過は難しいようです。

融通が利きやすい地方銀行カードローンの特徴2つ

地方銀行の子会社が保証会社

地方銀行のカードローンでも、すべてのカードローンが「審査に落とすわけにはいかない」という銀行側の希望が叶えられるわけではありません。

保証会社が地方銀行の関連会社の場合には、保証会社との交渉をかなり有利に行いやすくなります。

子会社であるということは保証会社の従業員も同じグループ企業の一員ですし、場合によっては銀行から出向していることもあります。また、関連会社の経営者は銀行OBであることがほとんどです。

つまり、多くの場合、支店長クラスの人であれば保証会社の従業員とも人間関係があるのです。

知らない人から頼み事をされるよりも、知っている人から頼み事をされた方が断りにくいと決まっています。

保証会社も同じで、保証会社の審査担当者が知り合いの銀行員から「何とか保証を頼む」と言われ、その理由にもある程度の合理性があるのであれば、審査通過の可能性は高くなります。

逆に、地方銀行カードローンでも、アコムやSMBCコンシューマーファイナンスやオリコなどの貸金業者が保証会社となっている商品がありますが、このような貸金業者では保証審査に融通が利きません。銀行と保証会社が完全に別会社であるためです。

例えば第一銀行という名前の銀行があったとして、第一カード株式会社とか、第一信用保証というように、銀行名が保証会社の名前に入っている保証会社は銀行関連会社です。このような保証会社が保証しているカードローンは融通が利きやすいカードローンです。

給与振込・住宅ローン利用者に金利優遇している地銀のカードローン

地方銀行のカードローンには給与振込先・住宅ローン先だけに金利優遇を行っているカードローンがあり、このような地銀のカードローンは給与振込者や住宅ローン利用者には審査を優遇しています。

メイン口座として使っている自行との取引をさらに広げてほしいという思いから販売している商品ですので、給与振込先や住宅ローン先に対しては最初から審査で有利となるように設計されています。

大切なメイン先を他行にとられるくらいであれば、多少のリスクを負ってでも自行から借りてもらったほうがよいと考えているのです。

優遇を受けられる人は窓口で申し込もう

顔を知っているからこそ断りにくい

給与振込・住宅ローン・大口取引先・メイン先の従業員など、審査に優遇を受けられる可能性のある人が地方銀行のカードローンに申込むときには、インターネットではなく、窓口に赴き銀行員と顔を合わせて申込むほうがよいでしょう。

地方銀行カードローンはインターネットから簡単に申込むことができますが、インターネットから申し込みを行うと「断りにくい」という心理が働きません。

優遇を受けられる可能性の無い人であれば、通常のインターネット申し込みでいいでしょう。

ネット申し込みでは支店銀行員に気づかれない

地方銀行の場合、住宅ローンや預金や会社への融資は支店の管理となりますが、インターネットからのカードローン申込はインターネット支店などのカードローン専用支店の管理となることが一般的です。

このため、普段どれだけ支店で厚く取引を行っていても、インターネット支店の銀行員はこの事実を知らないことも多く、メガバンクと同じようなルール通りの審査しか行ってくれません。

まとめ

地方銀行カードローンの審査基準が甘いという事は無くメガバンクと大きく変わりません。しかし、地方銀行と取引が厚い人は審査で優遇される場合があります。

これは、1人1人の顧客を重視し、顧客と顔を合わせた付き合いをしている地方銀行ならではと言えます。

スコアリング審査の結果が悪くても、地方銀行にとって大事な顧客やその関係者の場合には「この人は審査に落とすわけにはいかない」という心理が働くのです。

そのため、普段からできる限り窓口に赴き、積立や投資や自動車や住宅や教育費などの相談を頻繁に行うようにしましょう。人間関係を築くことでカードローン審査の際に有利になることもあります。

また、申込は必ず顔を合わせて申込むことができる窓口で行うようにしましょう。

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