【総返済額を減らす方法】カードローンの金利の仕組みと計算方法

2019年02月23日 金利

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急いでお金が必要なときにとても便利なカードローンですが、金利が決して安くないのが難点です。

利息とは、お金を借りるための費用ですので、1円でも少ない費用で必要なお金を借りたいと誰もが考えているのではないでしょうか?

そのような時にはカードローンの金利の仕組みや計算方法を知ったうえで最適なローンを選択する必要があります。

この記事では、カードローンの金利や、利息の計算方法、金利の決定方法や、利息を節約するお得な返済方法などについて解説していきます。

この記事を読むとわかること
  • カードローンの金利の仕組み・計算方法
  • カードローンの金利はどうきまるか
  • カードローンの利息負担額を減らす方法

カードローンの金利・利息の基礎を知ろう

カードローンの金利とは1年間お金を借りた場合に発生する費用である利息を決定するものです。

借入額×金利=利息となります。

例えば100万円を金利10%で借りた場合の利息は、100万円×10%=10万円となります。

金利・利息・利率・年率の違いとは

カードローンの金利や利息の違いを理解していない人は実は多くいます。

「今さら人に聞けない」という人のために、これらの違いを説明します。

金利:貸金の利息を求めるための割合です。割合であるため%という単位になります。

利息:金利から求められる費用です。借入額○○万円×金利○○%=利息○○円となるため、単位は円になります。

利率:利率は金利と全く同じ意味です。金利○○%、利率○○%という言い方をします。

年率:年率も基本的には金利と意味が同じです。金利は1年間お金を借りた場合に発生する利息を求める割合ですので、「1年間にかかる割合」という意味で、『年率』という言葉を使うことがあります。

月率や日率の表示しかない場合は違法な闇金

年率に類似した言葉で、1か月お金を借りた場合の利息を求める比率である「月率」や1日お金を借りた場合の「日率」という言葉を使うことがありますが、月率や日率を表示するのは金利を低く見せようとする闇金がよく使う手口です。

金利24%という違法金利も、月率に換算すれば24%÷12ヶ月=2%になります。2%という表示を見て「金利が低い」と錯誤させるために闇金が意図的に表示していることがあります。

今は、法律によって実質年率を表示する義務がありますので、月率や日率だけしか表示していない業者は闇金だと思い、取引をしてはいけません。

そのため、年率=金利と考えても問題ありません。

実質年率とは何のこと?

先ほど、「実質年率を表示する義務がある」と述べましたが、実質年率とはどのようなものなのでしょうか?

カードローンには契約時に事務手数料などが発生する商品がありますが、このような手数料分と利息を含めた実質的な金利を「実質年率」と言います。

例えば、金利10%、手数料5万円のローンを100万円借りた場合の実質年率は以下のように求めます。

利息=100万円×10%=10万円

実質年率=(利息10万円+手数料5万円)÷借入額100万円×100=15%

悪徳業者の中には、金利を低く設定して、低金利に見せたうえで手数料を高く設定し、実質的な費用負担が多くなるというケースが多々あります。

そこで、利息もその他の費用もすべて勘定に入れた実質年率を表示するよう、国は金融業者へ義務付けています。

一般的には、大手消費者金融も銀行カードローンも手数料は全く発生しないため、実質年率=金利となっています。

利息の計算方法は?

1年間に発生する利息は借入額×金利で求めることができます。

しかし、カードローンは「1か月だけ借りたい」とか「次の給料日まで借りたい」というように、短期間だけの利用のニーズが多い商品です。

このため、カードローンの利息は借入日数で日割りして求める必要があります。

1日当たりの利息=借入額×金利÷365日

で求めることができます。

ここに借入日数を乗じることで、必要になる利息負担額を求めることができます。

例えば金利18%のローンを50万円、30日間だけ借りた場合の利息負担額を求めてみましょう。

50万円×18%÷365日×30日=7,397円

金利14%の場合は以下のようになります。

50万円×14%÷365日×30日=5,753円

金利がわずか4ポイント違うだけで、1か月で1,700円程度の利息負担額が変わってくることになります。

このため、できるだけ低い金利のローンを借りることができれば、利息負担額を少なくすることができるのです。

 

利息はシミュレーションツールを使えば簡単に求めることができます。

単利と複利はどう違う?

単利と複利という言葉を耳にしたことがある人も多いと思いますが、単利とは、借りているお金に対して金利を乗じて利息が発生するものです。

単利=借入額×金利=支払利息

複利とは、借りているお金に一定期間の利息が上乗せされ、そこに金利を乗じて利息を求めるものです。

複利=(借入額+一定期間の利息)×金利=支払利息

複利の場合には、利息に利息が発生することになるため、借金がどんどん増えていき、支払利息も大きくなります。

カードローンは単利で計算します。このため、早く元金を減らせば、その分利息の支払額

は少なくなっていきます。

金利はどのように決まるの?

限度額によって決まる

カードローンの広告には金利4%~14.5%などの表記がなされています。

しかし、誰もが最低金利で決まるわけではありません。

金利は限度額に応じて決まっています。

例えば三井住友銀行カードローンの金利は以下のようになっています。

限度額 金利
100万円以下 12.0%~14.5%
100万円超200万円以下 10.0%~12.0%
200万円超300万円以下 8.0%~10.0%
300万円超400万円以下 7.0%~8.0%
400万円超500万円以下 6.0%~7.0%
500万円超600万円以下 5.0%~6.0%
600万円超700万円以下 4.5%~5.0%
700万円超800万円以下 4.0%~4.5%

すべてのカードローンで低金利が適用されるのは、高額限度額の場合のみで、少額限度額の場合には高金利が適用されます。

この理由は融資額と年収の関係にあります。

カードローンは年収の2分の1程度までしか融資を行いません。

上記の三井住友銀行の場合には、800万円借りることができるのは年収1,600万円以上ある人だけということになります。

年収1,600万円もある人は、貸す側にとってリスクが低い人ですので、低金利を適用しても問題ないという判断になるのです。

カードローンは、高額借入は年収が高い人、少額借入は年収の低い人に融資するという商品設計になっているため、高額融資のほうがリスクが低く、金利も低く設定されているのです。

このため、最低金利でカードローンを比較しても全く意味はありません。金利は上限金利で比較する必要があるのです。

金融業者によって決まる

消費者金融は金利が高く、銀行は金利が低い傾向にあります。

また、銀行の中でも金利の低いカードローンや高いカードローンがありますが、これは銀行同士でもローンに対するスタンスが異なるためです。「リスクの低い人に低金利で借りてほしい」という意思でカードローンを発行している銀行は低金利ですし、「リスクがある程度高い人にもたくさん借りてほしい」という人は高金利を設定しています。

上限金利で比較する必要がある

消費者金融の金利比較

金利は上限金利で比較する必要があると述べましたが主要消費者金融4社の上限金利は以下のようになっています。

消費者金融 上限金利
アコム 18.0%
プロミス 17.8%
アイフル 18.0%
SMBCモビット 18.0%

プロミス(プロミスレディース)だけが0.2ポイント低い金利ですが、その他はすべて18.0%です。

このため、消費者金融は金利ではなく通過率や融資までのスピードで比較すべき商品であるといえるでしょう。

 

銀行カードローンの金利比較

銀行カードローンの上限金利には各社ばらつきがあります。

銀行 上限金利
三井住友銀行 14.5%
みずほ銀行 14.0%
三菱UFJ銀行 14.6%
楽天銀行 14.5%
三菱UFJ銀行 14.6%
ソニー銀行 13.8%
ジャパンネット銀行 18.0%
オリックス銀行 17.8%
イオン銀行 13.8%

上限金利の低いカードローンほど、審査は厳しい傾向にあります。

ジャパンネット銀行などの上限金利は消費者金融並みの金利となっていますが、その分審査は他の銀行カードローンよりも甘くなっています。

金利の上限はいくらまで?

金利の上限は利息制限法という法律によって以下のように定められています。

限度額 上限金利
10万円未満 20.0%
10万円以上100万円未満 18.0%
100万円以上 15.0%

大手消費者金融の多くの上限金利が18.0%となっているのは、数十万円単位の法定上限金利に合わせているのです。

また、金額が100万円以上になれば金利は確実に15%以下には下がります。

また、返済に遅れた日数分だけ発生する罰金である遅延損害金は上記法定上限金利の1.46倍までと決められています。

このため、金利18%のローンの場合の遅延損害金の利率は18%×1.46=26.28%までとなっています。

これらの金利や遅延損害金を超える金利を設定している業者は闇金ですので絶対に取引を行わないようにしましょう。

利息負担額を減らすには?

早く返せば日割りの利息が少なく済む

金利は日割りで発生します。このため、1日でも早く返済すれば利息負担額を減らすことができます。

先ほど述べたように50万円を金利18%で30日間借りた場合の利息負担額は7,397円ですが、これを10日で返済した場合には50万円×18%÷365日×10日=2,466円です。

この場合、1日あたり246円の利息が発生するため、1日でも早く返済すれば1日あたり246円節約できることになります。

 

ちなみに、借りたお金をその日のうちに返済することができれば、利息は1円も発生しません。

低金利のカードローンを利用する

当たり前ですが、1%でも金利の低いカードローンを借りればその分利息は少なくなります。

このため、カードローンの利用を検討する時には、最初は金利の低い銀行カードローンに申し込むという人が多くいるのです。

無利息サービスのカードローンを利用するとどれくらい違う?

モビット以外の大手消費者金融カードローンには無利息期間が設定されていますし、銀行カードローンにも無利息期間が設定されている商品もあります。

表示の金利は高くても無利息期間を活用することで、実質的な金利が下がることになります。

先ほどから述べているように、50万円を金利18%で30日間借りた場合の利息負担額は7,397円です。

30日間無利息のカードローンを借りた場合には、この7,397円の利息を節約できることになります。

この場合の実質年率は以下のようになります。

(50万円×18%-7,397円)÷50万円×100=16.5%

当然ながら無利息期間中にすべて完済してしまえば利息負担は一切発生しないこともあります。

カードローンの比較を行う際には、自分がどの程度の期間お金が必要になるのかを考えて、短期間の利用であるなら、銀行カードローンよりも無利息期間のあるカードローンを利用しておいた方が得になることもあります。

まとめ

利息負担額を少しでも軽減したいのであれば、金利の低いカードローンを選択することが最善の方法ですが、昨今、金融庁の銀行カードローンの過剰融資についての目線が厳しくなっているため、銀行カードローンの審査はどんどん厳しくなっています。

このため、審査に自信のない人は、無利息期間も考慮に入れた消費者金融カードローンを選択したほうが無難かもしれません。

また、実質年率や遅延損害金は法律によって上限が決まっています。

このため、法定上限金利を超える実質年率や遅延損害金を設定しているローンはすべて闇金であると考えて、絶対に取引を行わないように注意してください。

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