カードローンの借り換え審査に通らない?審査基準を確認しよう

2019年02月12日 借り換え

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「カードローンの金利が高くて、毎月の返済だけをしていても利息の支払いのほうが多い」と感じている人は、低金利のカードローンに借り換えがオススメです。

消費者金融のカードローンは法定金利ギリギリの18%に設定されていますので、金利の低い銀行カードローンに借り換えを行えば利息の負担額が大きく変わることもあるからです。

ただし、低金利の銀行カードローンは審査基準が消費者金融よりも厳しいのが一般的です。

この記事では、金利の高いカードローンから金利の低いカードローンに借り換えを行う注意点や審査基準について、また、借り換えに適したカードローンはどのように選ぶべきかについて説明します。

この記事を読むとわかること
  • カードローン借り換えのメリット・デメリット
  • 銀行カードローンの借り換え審査の基準
  • 借り換えにおすすめのカードローン

カードローンを借り換えするメリット

借り換えのメリット①利息負担額が減少する

金利の低いカードローンへ借り換えを行うと、利息の支払い額が大幅に減額されることがあります。

例えば50万円(毎月返済額15,000円)借りた場合には完済までの利息負担額は以下のように異なります。

金利18%の場合:利息負担額約205,000円

金利14%の場合:利息負担額約145,000円

利息負担額の差 60,000円

50万円という比較的少額の借入で、金利がたった4%異なるだけで、完済までの利息負担額は60,000円も変わってしまいます。

借り換えには、金利差がわずかでも大きなメリットがあります。

借り換えのメリット②元金の減りが早い

借り換えを行うことでカードローンの金利が下がると、毎月の返済金額が同じでも返済額に占める利息の割合が少なくなるため、元金の減りは早くなります。

借入金50万円、毎月返済額15,000円のローンで、金利18%の場合と金利14%の場合の元金の減りの違いを以下に表にしてみました。

同じ返済額でも金利が低い方が、利息の支払いが少なくなるため、その分多くの元金を返済することができます。

金利18%と金利14%の場合では、たったの1年の返済で、元金の減少額は2万円近くも異なることがわかります。※完済までであれば6万円変わってきます。

金利18%(借入額50万円・毎月返済額15000円)の場合

回数 利息支払額 元金返済額 借入残高
1回目 7397円 7603円 492397円
2回目  7285円  7715円  484682円
3回目  7171円  7829円  476853円
4回目  7055円  7945円  468907円
5回目  6397円  8063円 460845円
6回目  6818円  8182円  452663円
7回目  6697円  8303円  444360円
8回目  6574円  8426円  435934円
9回目  6449円  8551円  427383円
10回目  6323円  8677円  418706円
11回目  6195円  8805円  409901円
12回目  6064円  8936円  400965円

金利14%(借入額50万円・毎月返済額15000円)の場合

回数 利息支払額 元金返済額 借入残高
1回目 ¥5,753 ¥9,247 ¥490,753
2回目 ¥5,647 ¥9,353 ¥481,400
3回目 ¥5,539 ¥9,461 ¥471,940
4回目 ¥5,431 ¥9,569 ¥462,370
5回目 ¥5,320 ¥9,680 ¥452,691
6回目 ¥5,209 ¥9,791 ¥442,900
7回目 ¥5,096 ¥9,904 ¥432,996
8回目 ¥4,982 ¥10,018 ¥422,979
9回目 ¥4,867 ¥10,133 ¥412,846
10回目 ¥4,751 ¥10,249 ¥402,596
11回目 ¥4,633 ¥10,367 ¥392,229
12回目 ¥4,513 ¥10,487 ¥381,742

カードローンを借り換えするデメリット

借り換えのデメリット①:最低返済額が少ないカードローンは利息負担が大きくなることも

毎月の最低返済額が少ない銀行カードローンに借り換えを行うと、金利がたとえ下がっても、結果的に利息負担が多くなってしまうことがあります。

この点には注意を払う必要があります。

せっかく金利が下がっても毎月返済額が少なくなった分だけ期間が延長されることになり、その分だけ利息負担額が大きくなってしまいます。

金利が下がっても利息負担額が増える失敗例

例えば、金利18%残高50万円のローンを毎月15,000円ずつ返済していった場合には、残り返済回数は47回、利息負担額は205,000円です。

しかし金利14%残高50万円のローンを毎月10,000円ずつ返済していった場合には、残り返済回数は76回、利息負担額は260,000円になってしまいます。

借り換えのデメリット②:アドオン方式の借り換えに注意

クレジット会社の自動車ローンの借り換えを検討する際には注意が必要です。

クレジット会社のローンは今後払う予定の金利分まで「手数料」として借入元金に上乗せされていることが多いのです。

50万円の車を金利14%でクレジット会社のローンで期間5年で組んだ場合

元金の返済は50万円÷60か月(5年)=8,333円

利息の返済は50万円×14%÷60か月=1,167円

毎月返済額合計は8,333円+1,167円=9,500円

返済額合計は9,500円×5年×12ヶ月=570,000円となり、50万円との差額である7万円が利息分となります。

クレジット会社のローンは借入元金を570,000円として、この金額を毎月均等に返済していくことになります。

返済予定表は以下のようになります。

回数 毎月返済額 借入残高
1回目 ¥9,500 ¥560,500
2回目 ¥9,500 ¥551,000
3回目 ¥9,500 ¥541,500
4回目 ¥9,500 ¥532,000
5回目 ¥9,500 ¥522,500
6回目 ¥9,500 ¥513,000
7回目 ¥9,500 ¥503,500
8回目 ¥9,500 ¥494,000
9回目 ¥9,500 ¥484,500
10回目 ¥9,500 ¥475,000
11回目 ¥9,500 ¥465,500
12回目 ¥9,500 ¥456,000

7回目の返済を行う時点で借り換えを検討する場合、このローンを返済するためには503,500 円のお金が必要になります。

借り換え後は503,500 円に対して、借り換え後のローンの利息がかかることになるため、利息が上乗せされた元金に対して、さらに利息がかかることになります。

このため、アドオン方式を借り換えることは全くメリットがないばかりか損をしてしまうため、借り換えを行うことはおすすめできません。

銀行カードローンの借り換え審査基準

通常の審査と借り換えの審査では大きな違いは無い

銀行カードローンも借り換えだからと言って、特別な審査が行われるわけではありません。 他の用途と同じような審査基準で審査が行われます。

ブラックには融資を行わない

信用情報に自己破産や長期延滞などの事故情報が記録されている人をブラックと言いますが銀行カードローンはブラックの人には融資を行いません。

多重債務者に融資を行わない

住宅ローン以外の借入金の本数が3本以上ある人を多重債務者と言いますが、このような人は借金の返済を借金で行うことが多く、借金が借金を呼んでしまいますので、そのような人にも融資を行いません。

申し込みブラックの人は審査通過困難

過去6か月の間に3回以上、ローンに申し込んだ履歴がある人を申し込みブラックと呼びますが、このように申し込み情報が多い人も融資を受けるのが難しくなります。

借入金や返済状況に遅れが多い人は審査通過困難

信用情報には借入金やクレジットカードの支払い状況が記録されています。

この中で過去1年の間に6回以上の延滞がある人は審査通過が困難になります。

年収の2分の1以上の融資を行わない

住宅ローンを除く他債務の合計が年収の2分の1以上となる融資を行うことはしません。

借り換えによって、返済する予定の融資も他債務として考慮されてしまいますので、すでに年収の2分の1程度の他債務があり、それを借り換えたいという人は借り換え審査に通過することが難しくなります。

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借り換え審査に通るポイント

借り換え前の借入に遅れがない

住宅ローンでも自動車ローンでもカードローンでも借り換えの審査で重視されるのは、借り換え前のローンの返済に遅れがないことです。

カードローンの返済に遅れがある人が、金利の低い銀行カードローンの借り換え審査に通りません。

そのため、借り換えを行う前には直近1年の間に1度も遅れがない状態で申込を行ってください。

借り換え前のローンの金利が借り換え後より高い

借り換え前のカードローンのほうが、借り換え後よりも金利が高いことも条件の1つです。

借り換えのためにカードローンを借りたとしても、銀行はそのお金が本当に借り換えに使われるか、また融資実行後に本当に借り換えの返済を行ったかの確認を行いません。

このため、資金使途に「借り換え」と申告して審査に進んでも、借り換え前のほうが金利が低かった場合には、「資金使途が嘘かもしれない」と思われて審査に落ちることもあります。

金利の低いものから高いものへわざわざ借り換えを行う合理性がないためです。

借り換えとおまとめは違うの?

おまとめローンは複数の借入を1本化すること

カードローンの借り換えとおまとめは基本的には同じ意味でつかわれています。

複数の借入金を1つにまとめる際に借り換えやおまとめという言葉が使われますが、銀行で使われる言い方では借り換えとおまとめは細かい違いがあります。

おまとめローンは複数の借入金を一本化するためだけの商品です。

借り換えは必ずしも複数の借入を1本化することではない

借り換えには複数の借入金をいつにまとめる「おまとめ」と、1本のローンを金利の低い別のローンに借り換える、住宅ローンの借り換えや、自動車ローンの借り換えなどにも「借り換え」という言葉が使われます。

複数または1本の借入金を他のローンに借り換えることを「借り換え」と言います。

 

借り換えにおすすめのカードローン

借り換えをホームページ上に表記しているローン

銀行カードローンの中でも借り換えを積極的に取り扱っているローンがあります。

「金利が低くなると、こんなにお得」などと借り換えにおすすめという点を強調して広告を行っているローンがありますが、このようなローンは積極的に借り換えに利用してほしいと考えているため、比較的審査に通過しやすいローンと言えます。

楽天銀行カードローンはポイントが貯まる

楽天銀行カードローンは契約月の翌月末の利用残高に応じて最大30,000ポイントの楽天スーパーポイントを付与しています。

契約月の翌月という契約後間もない時期に多くのお金を借りる用途と言えば、借り換えやおまとめですので、このようなカードローンも借り換えには積極的であると言えます。

楽天銀行スーパーローン

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金利 限度額 審査時間 融資スピード
1.9%~14.5% 最大800万円 最短即日
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楽天銀行スーパーローンのポイント

  • 最短即日審査で審査が早い
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借り換えに不向きなカードローン

銀行カードローンの中には借り換えを想定していないものも

住宅ローン利用者だけには金利優遇などを行っている銀行カードローンは、住宅ローンという大きな取引を行っている顧客に対して、さらなる貸付を行いたいという意味でカードローンを設計しています。

このため、すでに他の金融機関で借入がある人をメインターゲットとはしていないため、他の金融機関からのローンを借り換えるということには消極的であると言えます。

このような銀行カードローンは借り換え審査に通過しにくいといえるでしょう。

最低返済額が少ないカードローン

最低返済額の少なさを強調し、売りにしているカードローンは借り換えには向いていません。

先ほど述べたように、いくら金利が下がっても最低返済額が少なければ、結果的に利息負担が大きくなってしまうためです。

借り換えの際には、最低返済額が借り換え前と同じか、それ以上となるローンを選択しましょう。

また、最低返済額が少ないローンに借り換えてしまった場合には、毎月一回の約定返済と、任意に返済できる随時返済とを合計して、借り換え前と同じ返済額となるように返済していきましょう。

まとめ

金利の低い銀行カードローンは、消費者金融などのローンを借りている人が借り換えを行えば、利息負担が少なくなり、完済までの時間が短くなるというメリットがあります。

ただし、銀行カードローンの審査は厳しいため、すでに他債務がある状態である、借り換えの審査に必ずしも通過できるとは限りません。

最低限、借り換え前のローンの返済に遅れがないという状態となってから借り換えローンに申し込むということは徹底してください。

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