カードローンの一括返済で利息負担額が減る?一括返済の方法とは

2019年02月25日 返済

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カードローンには毎月きちんと返済していく約定返済、お金に余裕ができた時に約定返済と別に行う随時(臨時)返済、そして利用している借入を途中で一度に全額返済してしまう一括返済があります。

このうち一括返済については

  • 約定返済で返済期限までコツコツ返済するのと比べて利息でどれぐらいのお得か
  • 一括返済ではどのような返済方法があり、またどのような手続きが必要か
  • 一括返済する際にはどのような点に注意したらよいか

など色々疑問点が浮かびます。

いったん一括返済をしてしまうと、手元にあった余裕資金を一度に使ってしまうため、後でやり直しがききません。

今が一括返済してもいい状況なのか、した後で後悔しないか、などの点も含めて慎重に事を運ぶ必要があります。

そのためにも以下の各章をきちんとチェックしてから行動に移しましょう。

この記事を読むとわかること
  • カードローンの一括返済をすることで金利は得になるか
  • カードローンの一括返済の方法
  • カードローン一括返済の注意点

一括返済すると利息負担額・支払額はどれくらいお得になるか

カードローンの主たる返済方式は借入残高スライドリボルビング方式です。

一般的に月末の残高に応じて翌月の利息が計算されるため、借入残高が減れば支払利息も少なくなります。

一括返済は返済途中でその借入残高を一度にゼロにするので、将来支払うべき利息も不要になり、総返済額の削減につながります。

 

具体的な事例を上げてみます。

なお、試算には消費者金融カードローンの大手アコムのシミュレーションを利用しました。

借入条件として

  • 借入元金200,000円
  • 金利・年18.0%
  • 返済期間2年(24回払い)
  • 毎月返済額9,984円
  • 借入残高リボルビング元利均等払い

と仮定します。

それを最後まで返済したケースと、返済途中で借入から6ケ月経過した時点、及び12ケ月経過した時点で一括返済した場合での支払利息総額の比較をしてみました。

一括返済により利息負担額および総支払額を大きく減らすことができることがよく分かります。

支払利息額 24回払との差額
一括返済せず最後まで完済(24回払い) 39,627円  39,627円
当初借入から6ケ月で一括返済 16,394円 23,233円
当初借入から12ケ月で一括返済 28,722円 10,905円

カードローン一括返済の方法

カードローン一括返済の種類と手続きの流れ

口座振替(口座引き落とし)

通常口座振替はカードローンの毎月返済で利用しますが、一括返済でも利用できる金融機関があります。

ただし他の方法が比較的いつでも一括返済ができるのに比べて、口座振替を使った一括返済では月に1度しかできません。

その場合、一括返済の日は、通常返済で毎月1回、口座振替に利用されている日と同じになります。

ATM返済

ATMで一括返済する場合、カードローン契約した金融機関の直営ATMを利用する場合と、提携先の金融機関・コンビニATMを利用する場合があります。

ATMでは、時間に制約されることなく、比較的自分が自由な時に出かけて一括返済の処理ができるので便利です。

当然のことですが、ATMを利用して一括返済する場合、ローンカードを事前に金融機関から発行してもらっていないと利用できないので注意が必要です。

インターネット返済

インターネット返済では、店舗やATMに出向くことなく、自宅や職場のパソコン・スマホ等を操作して直接一括返済することができます。

返済時点での一括返済金額もパソコン等から確認でき、また返済用口座も登録済みなので、確認後すぐに一括返済処理ができるのが大変便利です。

窓口返済

窓口返済では直接店舗に出かけるための手間と時間が必要ですが、担当者からその時点の一括返済額を即確認でき、かつ返済処理もその場で終わるので、ネットやATMの操作に不慣れな人でも利用できます。

振り込み

振り込みでの一括返済の場合、近くの銀行等に出向いて直接振り込みで返済します。

その場合、そのカードローン会社の指定した金融機関の返済専用口座に振り込むことになるので、事前に返済日当日での一括返済額、並びに返済専用口座の詳細(金融機関名、口座番号等)を確認しておく必要があります。

 

一括返済の申込前に返済額を確認しておく

一括返済の処理では申込をする前に、一括返済額を確認しておく必要があります。

なぜかと言うと一括返済の場合、返済日当日での借入残高に基づいた利息を日割りで計算する必要があるので、いきなり返済しようとしても、返済方法によっては計算に時間が掛かる場合があるからです。

金額の確認及び申込の方法には主に以下の3つの方法があります。

  • カードローンの会員ページにアクセスして、直接一括返済額を確認する
  • カードローン会社のコールセンターに電話等で金額を確認し申込する
  • 店舗に出かけて直接窓口担当者から金額を確認し申込む

それぞれ、利用者にとって長所短所ありますが、自分に便利な方法で一括返済額を確認した上で、上記に紹介した返済方法から適切な方法で一括返済処理して下さい。

一括返済で手数料がかかる?かからない?

一括返済でもATM、インターネット、振り込み等、色々な返済方法が使えますが、返済方法や利用の時間帯によっては手数料が掛かる場合と掛からない場合があります。

口座振替・会員ページ・店舗窓口は基本的に無料

口座振替では通常返済同様、一般的に無料です。またインターネット経由で会員ページから直接返済する場合は無料ですし、店舗窓口を通じた返済も同様です。

AMTの場合手数料がかかる場合もある

一方、ATMを利用する場合は注意が必要です。

直営ATMを利用した場合、大半が無料ですが、提携金融機関・コンビニATM利用の場合は利用先によって無料と有料のケースに分かれ、有料の場合100円~200円(税別)掛かります。

また利用の時間帯によっても有料になるケースもありますので、ATM利用前にカードローン会社のサイトで詳しく調べて利用して下さい。

その他手数料がかかる場合

直接カードローン会社から指定された金融機関の返済専用口座に振り込む場合、その銀行等への振込手数料が必要で、振込金額・振込方法にもよりますが100円~800円(税別)程度掛かります。

カードローン一括返済の注意点

ATMで一括返済するとおつりが出ない場合がある

ATMに現金を入れて一括返済した場合、かなりのATMが硬貨に対応していない場合が多く、仮に一括返済額に端数があった場合、お金を多く入れてもおつりが出ない場合があることを知っておく必要があります。

ただしお金をATMで返済した後でその事に気づいても慌てる必要もありません。

各金融機関ではATMでおつりが出ないことに対応した対策も取っています。

ATMで一括返済しておつりが出ない場合の対処法

  • おつり相当分を返金せず、いったん金融機関内で保留し、次回カードローンを利用した時の毎月返済金の一部に充てる
  • 金融機関側から電話で利用者におつりの返還を伝え、顧客指定の銀行口座に振り込みして返金する
  • 顧客に窓口に来てもらって直接返金する
  • 郵送にて返金する

一括返済しても過去の利息は戻ってこない

カードローンを一括返済した場合、住宅ローンの戻し保証料、クレジットカードの戻し利息・手数料のような戻し利息はありません。

理由はその利息を計算する仕組みにあります。

カードローンでは主に借入残高スライドリボルビング返済方式を採用しているので、前月末の利用残高に応じて翌月の利息を計算します。

また計算は日割り計算が元になっているので、一括返済をする場合、まず一括返済日を決めて、その日現在での支払利息を含む一括返済額を日割りで割り出すことから戻し利息は発生しません。

この仕組みをきちんと理解しておいて下さい。

一括返済しても契約は残っている

一括返済した場合、利用残高がゼロになったので、そのままカードローン契約がなくなったと思い込む人が多くいますが、実は契約はそのまま極度枠で残っていますので気をつけましょう。

勘違いしたまま放置しておくと色々なデメリットがあります。

たとえば他行で住宅ローンや教育ローン、別のカードローン等借りようとした時、他行の担当者は審査の一環として個人信用情報照会をします。

するとすでに他行で契約済みのカードローンがあるので、申込ローンの審査で年収に対する返済比率を出す場合、そのカードローンの枠も計算に加えてしまいます。

当然残高でなく利用極度額を計算に入れるので、返済比率が悪化して、審査結果に悪く響く場合があります。

またカードローン契約1件として数えられてしまうデメリットもあります。

そのため、もしカードローンが不要、あるいは当面使う予定がないのなら、一括返済と同時に、別の手続で解約処理をしておくことを忘れないようにして下さい。

一括返済しない方が良い人もいる

カードローンの一括返済は支払利息の削減になるので、本来なら積極的に利用したいところですが、その利用者のふところ具合次第では逆効果になる場合があり、むしろ一括返済しない方が良い場合があります。

たとえば

  • 一括返済した結果、金銭的余裕が全然なくなってしまって次の給料日まで待てなくなった
  • 近々に大きな出費があるにもかかわらず、一括返済で資金を使ってしまったため、またカードローンを利用せざるを得なくなった

などのケースです。

カードローンの返済方法の良さは、毎月きちんと約束した返済額さえ延滞なく支払いしておけば金融機関から何も言ってこないことです。

さらに極度額に余裕があれば臨時の借入も可能です。

そういう意味でも上記のような金銭的に余裕のない人は無理してまで一括返済する必要もありません。

おまとめローンを利用して一括返済するメリット・デメリット

複数借入ある人が、消費者金融のおまとめローンを活用して他行のローンを一括返済、その後ひとつにまとめると、メリットもありますがデメリットもあります。

消費者金融のおまとめローンは、総量規制の例外商品として、「ローン残高を本人年収の3分の1以内とする」制限を受けません。

理由はおまとめローンが「顧客が一方的に有利になる貸付」として公的に認められているからです。

そのため、本人年収に関わらず、複数ある借入をおまとめすることができ、

  • 貸金を一本化することで、バラバラだった返済日がひとつになり管理が楽になった
  • 複数借入を一本化すると1本のローン残高が大きくなり、金利が下がって毎月返済額が減った

などのメリットが期待できます。

 

一方で

  • おまとめローンを利用したことで、当面カードローンを含む他の個人ローンが利用できなくなった
  • おまとめした結果、逆に金利が上がって総支額が増えてしまった

などのデメリットも発生する可能性もあります。

 

おまとめローンを利用して他金融機関の借入を一括返済する方法も、それに伴うメリット・デメリットがあるので、それらを十分勘案してから実行に移す必要があります。

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